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2015年6月29日月曜日

20150629 大久野作戦 報告 苗場整備

活動名 :大久野作戦研修会
活動概要 :苗場整備、打合せ

日時 :2015年6月29日(月)10:00~15:00
場所 :市役所裏苗場、山王森の家
参加人数 :10人程度

毎週月曜日の大久野の森再生作戦の研修会。
平日なので、出られる人が集まります。

本日は、女性が2人参加され、いつもの男だらけの会よりも和やかになりました。

午前は苗場整備。生い茂った草や灌木を、刈払機で一掃しました。
梅雨の晴れ間か天気はよく、湿度もそれほど高くない清々しい一日でした。

今日の場所は木の根っこなどが多いため、刈払機の慎重な扱いが求められます。
刈払機の研修も兼ねています。

11:30には切り上げ、森の家へ。
今日のお昼は少し豪華。

埼玉県比企郡にある、「とうふ工房わたなべ」で、今朝購入してきた本格とうふがメインディッシュです。
なぜ豪華かというと、ここのおとうふは人気で、お値段が張るからです。

特に、「霜里とうふ」が有名です。
これは、同じ比企郡にある霜里農場で育てられた有機大豆で作ったおとうふです。
霜里農場は、高名な有機農業家の金子美登(よしのり)さんが運営している完全自然農法を実践している農場です。
霜里とうふは大人気で、一丁300円とお値段は張りますが、売り切れ必至の人気商品です。

案の定、開店一番の9:00に行ったら、店頭に並ぶまであと1時間かかるとのこと。
仕方なしに、さらに値の張る「霜里ざる豆腐(一笊580円也)」を二笊買って帰りました。

このほか、地元大豆の木綿豆腐三丁、トウガラシ入り厚揚げ一丁、おからドーナツ、おから(白豆、黒豆)、ねぎ味噌をいただきました。
自称とうふマニアの代表理事も、値段なりの価値があるとの太鼓判。

白米、お味噌汁とともにみんなで美味しくいただきました。

午後は、打合せ。
進捗報告と他団体参加報告が行われました。
会議詳細は別に譲ります。

肉体労働から頭脳労働へと、いつもと順番が逆でしたが、それもまたよしの一日でした。
(K)

とうふ工房わたなべ

実は花咲き村と古くからご縁のあるお店だったりします。

持ち帰り自由のおから。元はこれが主目的でした。

お水も持って帰れるようで、開店早々大人気。

みんなで苗場の草刈り。

木の根っこに気を付けて。

好物のとうふが待ってるぜ。

見上げれば。

きれいに刈り終わりました。

お疲れ様でした。


金子美登さん@霜里農場見学会。凄い人です。

素晴らしい農場です。
手前は、ゲストで来ていたわたなべ社長。

2015年6月28日日曜日

20150628 総会 報告

活動名 :総会
活動概要 :定期総会

日時 :2015年6月28日(日)
場所 :山王森の家

参加人数 :20人程度

本日は、年一度のNPO法人の総会でした。

運営体制大転換の提案を無事可決し、今後の再生・発展をみなで期して終了しました。

今後の活動やいかに。

準備された方々お疲れ様でした。

(K)

はじまりはじまり。

いつになく粛々と議事進行。

みな真剣に聞き入ります。

酸性!もとい賛成!
明日はどっちだ?

2015年6月27日土曜日

20150627 森林保全定例活動 報告

活動名 :森林保全定例活動
活動概要 :道づくり

日時 :2015年6月27日(土)13:00~15:00
場所 :三ツ沢山
参加人数 :村民9人

報告 :
もともと植物への標付けの予定でしたが、急きょ道づくりに変更。
7月末に草刈りに来てくれる予定の地元中学生のために、道を整備することになりました。

午前の小雨も上がり、しっとり濡れて緑鮮やかな三ツ沢山へ。
雨後の森林もいいものです。

第一デポ周辺では、道づくり用の丸太を降ろしてチェーンソーで切断。横木と杭を作成。それらを入口まで荷卸し。
入口付近では、草刈りと道づくりを行いました。

気温はそれほど上がりませんでしたが、力仕事でじっとりと汗をかく気候でした。

そんな中、全員で和気あいあいと作業を進めました。

丸太と杭は10本ずつほど用意して降ろしておきましたので、入り口付近はもう少し整備できそうです。

作業に集中していて、写真はあまり撮れず。2枚だけでご勘弁ください。

(K)

麓の駐車場で今日の作業を確認。

いざ、三ツ沢山へ。

2015年6月20日土曜日

20150620 竹林保全定例活動 報告

活動名 :竹林保全定例活動
活動概要 :竹林間伐

日時 :2015年6月20日(土)9:30~15:00
場所 :M竹林
参加人数 :15人

報告 :
毎月第三土曜に活動している竹林保全定例活動を実施しました。

本日は、日の出町の山主Mさんが所有していて、保全を任せていただいている竹林で活動。
今年度から本格的に入っていすが、とても魅力的な竹林です。

まず、淡竹(はちく)と孟宗竹(もうそうちく)の両方がある。
このあたりではとても珍しい竹林です。

孟宗竹のタケノコは一般的ですが、淡竹のタケノコはなかなかお目にかかれません。
孟宗竹は5月初めのたけのこ祭りで、販売させていただいています。
6月にいただいた淡竹タケノコは美味でした。

次に、アクセスが良い。
駅から車で15分もあれば着き、道路から美しい竹林をすぐに見上げられます。

何より上からの眺めが素晴らしい。
もともと高台にあるうえに、竹林入口から5分ほど緩い斜面を登っただけで、少し開けた展望スペースに着きます。
ここから見渡せる日の出町の景色がGood!

ただし、現在は淡竹や孟宗竹が周りを囲っていて、前方の一部しか見通せません。
きちんと整備すればその魅力を引きだせそうだということで、竹林整備にも力が入ります。

今日は淡竹林の間伐。
斜面の上からチームと下からチームに分かれ、太い竹だけを残してあとはほぼ皆伐していきます。
山主さんからのご要望でもあります。

竹林保全活動は、ほぼ固定したメンバーで、みな黙々と作業を進めます(新しい人も来てくれていますし、大歓迎です。)。

もちろん油断は禁物。危険の無いよう互いに離れて作業しつつも、適時状況を観察しながら、作業を進めます。

途中お昼休憩をはさんで、のべ4時間半で、上と下をつなぐことができ、一定程度景色が開けました。

いずれ、ゲストの皆さんも招いて、竹林の魅力を感じるイベントを行う予定です。
山主さんは、お家の周りに、季節の花も育てられていて、とても和やかなスペースになっています。
その際はぜひお越しください。

なお、朝の出発前には、各自持ち帰って育てるために、コナラの苗をポッドに入れました。
(K)

まずはコナラの苗採り。

ポッドに入れて、育てる目論見。

可愛い子供たち。

こちらはお母さん。

今日も一日安全に。

今日のフィールド。道から見上げたところ。

Beforeです。覚えておいてください。

自称竹取翁も気合十分。

それぞれに取り掛かります。

藪もボサも何のその。三ツ沢山に比べれば。

桑の実?と思ったら楮の実だそう。

見上げれば。

お昼はMさん邸の前をお借りして白米と一汁一菜。

アジサイがきれい。

これ何だかわかりますか?

花はこんな感じ。

他にも色々な花が。

どれも美しい。

一仕事終えていい笑顔です。翁だけが。。。

Afterです。上と下が繋がったのがわかるかな?



2015年6月14日日曜日

20150614 田植え大会(谷戸田保全定例活動) 報告

活動名 :谷戸田保全定例活動
活動概要 :田植え

日時 :2015年6月14日(日)9:30-15:00
場所 :Kたんぼ
参加人数 :20人程度+学童保育クラブから20人程度

報告 :
花咲き村では、毎月第3日曜日に、谷戸田保全の定例活動を行っています。
田植え、稲刈り、餅つきなど季節毎に、参加者を公募するイベントとしても開催しています。

本日は、毎年この時期恒例の田植え。
ゲストも交えて、苗採りから代掻き、田植えまで行いました。

今年は大々的に募集せず、口コミのみの参加受付だったため、人数は少なめ。
それならと、みな気合を入れて、田んぼへ向かいました。

天気はといえば、心配していた雨も朝方で上がって、ほどよく雲が広がった暑すぎない気候と澄んだ空気の中、気持ちの良い汗をかきました。

ゲストも含めた何人かは、あまり経験できない苗採りへ。
花咲き村の若き稲作農家のHさんが大事に育ててくれたコシヒカリのもち米の苗を、苗場でせっせと採取します。

その間、代かきチームはK田んぼへ。
ここは、谷戸田(谷津田)とって、山間にある小さな棚田です。
山の豊富な養分を受取れて、多様な生物が生息しています。

その代わりに、源泉に近すぎて川が無く、沢から流れる水のみでまかなうため、水を湛えるのが大変です。
また、その地理形状から大型機械は入りにくく、ほぼ人力で農作業を行います。
大変ですが、それだけ手作り感覚を味わうことができ、田んぼや稲に一層愛着もわきます。

ここ数年、有機人力農法で、花咲き村が稲作をさせてもらっています。

今年は人手不足から、本来事前に済ませておくべき代掻きを、田植え直前に行いました。
耕運機で田んぼをかき混ぜた後(ここだけは機械に頼ります)、柄振りを使ったり、ロープを付けた大きな丸太を引っ張って田んぼ表面を均します。

代掻きは、田んぼの水漏れを防ぎ、苗を植えやすくし、苗の根付きと発育を良くします。
雑草の発生を抑える効果もあると言われています。
(参考 :クボタ「くぼたのたんぼ 伝統農具と稲作」)なかなかの重労働で、田植え前に筋肉大活躍です。

その間、三鷹の学童クラブから来てくれた子どもたちは、田んぼの生物を観察します。
オタマジャクシ、アカハライモリ、ヤゴ、トンボ、ミミズ、オケラ、アメンボ、色んな生き物を発見してはキャーキャー喜んでくれています。
これまた、毎年の谷戸田の田植えの風物詩になっています。
さすがにトウキョウオオサンショウウオはいませんでしたが。

途中、苗を田んぼまで運ぶのを手伝ってもらったり、できるだけ稲作に関わる機会も提供するよう心掛けました。

お昼ご飯は、恒例の、白米と一汁一菜。
去年の花咲き米と、味噌汁、キュウリの漬け物です。
特に、Tさん差し入れの朝採れキュウリに、花咲き味噌を付けて食べるのが好評でした。

午後はみんなで田植え。
ゲストも含めた大人やこどもみんなで一列になって、一斉に苗を植えていきます。
裸足で泥に入る感覚は、田植えならではの体験です。


ここでも、原始的な道具が活躍します。
ながい縄に布の短冊を一定間隔でぶら下げた目印を田んぼの端から端へ渡します。
この目印を目安に、みんなが苗を植えます。
今回は、概ね畝30㎝・苗20㎝間隔で植えていきました。

田んぼ四枚を終えたところで撤収。
田んぼ作業は、泥にまみれた道具を洗って片付けるのも一仕事です。
こども含め、みんなで近くの川で道具を洗って、森の家へ帰りました。

進捗はゆるやかでしたが、和気合い合いと楽しく進めることができました。
願わくば、この後も、草取り、稲刈り、脱穀、餅つきと、せっかく植えた苗たちの成長と収穫にも携わってくださることを祈りつつ。
(K)

今日の流れを確認。

こどもや女性も真剣。

田んぼで作業の確認。

こどもたちは生物観察。
谷戸田は生物の宝庫です♪


耕転。体重をかけて泥の下から掻きあげます。

水のない田は鍬で田起こし。

苗を配達するパンツマンたち!

待ってましたお昼ご飯♪

学童保育のこどもたちは持参のお弁当をひろげます。

食後の冒険。K高さん敷地をお借りしました。

いよいよ田植えへ。

リーダーSさんがまずは見本。

下から5㎝のところを二本の指でつまんで。

印の向こう側へまっすぐ立てる。

さあ、みんなでやってみよう。

腰は大丈夫?

その間も耕転は続く。。

4枚植え終わりました!
お疲れ様でした。

最後は森の家で感想をいただきました。