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2015年9月23日水曜日

2015年9月19日 竹灯篭の夕べ 報告 その3

活動名 :竹灯篭の夕べ

活動概要 :竹取、竹灯篭作成、竹巻きパン・竹巻きゼリー、竹灯篭鑑賞

日時 :2015年9月19日(土)13:30-20:00
場所 :古民家滝本
参加人数 :33人(子ども11+大人22、スタッフ10+ゲスト23)

報告 : その2からの続き。

何とか撮影を終えたら、みんなの作った竹灯篭を飾ります。
今回は、母屋前の石灯籠周りに、自作竹灯篭を全部を集めて飾りました。
子ども用にはLEDキャンドルを用意。
火を使わずに、ゆらゆら揺れる灯りを楽しめます。

花咲き村で用意した竹灯篭は、裏でスタッフがどんどん飾り付けてくれています。
メインエントランスのかえる橋の四隅には、角松竹灯篭を(「ようこそ花咲き村へ」など)。
欄干の上には飾り竹灯篭を、川縁の鑑賞ルートには、斜め切りの模様無し竹灯篭を、今日作った分も含めて計500個飾りました。

夕飯はちょっと遅れて19:00頃から。
たった2人で一生懸命炊事を担当してくれたスタッフの愛情たっぷり夕飯です。
メニューは、鶏から、フライドポテト、にんにく丸揚げなどの揚げ物、キャベツの漬け物、花咲き味噌onきゅうりなどの前菜の後、メインは冷やしぶっかけうどん(薬味は、ねぎ、滝本産みょうが、海苔、揚げ玉、かにかま、しょうが、ゆずなど)。
みな美味しい美味しいと食べていただけました。

そうそう、竹筒ゼリーも忘れずに。
子どもたちは、筒の口から一生懸命吸い出そうとしますが、上手くいきません。
底の節に、錐でちょっと穴をあけるだけで、にゅるっとゼリーが出てきます。
美味しい美味しいと3本4本平らげる子もいました。

食後は軽く自己紹介した後、竹灯篭鑑賞へ。
母屋の真下にある川との間の台地に竹灯篭を沢山飾りました。
道の上から、あるいは台地に降りて、ゆらめく沢山の灯りを鑑賞できます。
真っ暗な山奥に灯る数百の灯りは、やはり幻想的でした。

存分に鑑賞したら、自由解散です。
みなさん、「またぜったい来ます!」と言ってくださいながら、無事帰途に着きました。

今回のイベントは、実は初めてづくしのイベントでした。
代表以外の人間が完全に取り仕切ったこと。
メインターゲットを、内部スタッフでなく、外部ゲストとしたこと。
しかも、地域住民をメインターゲットとしたこと。
そのために、日の出町大久野地区の町内会、小学校、そしてイオンに、ちらしを計1000枚撒きました。
竹灯篭の飾り入れをゲストに行ってもらったこと。
そのために、電動ドリルを使ったこと。

蜂だったりドリルだったり夜の闇だったり、色々な危険が取り巻く中にも関わらず、皆さん楽しんでいいただけた様子で、無事に笑顔で帰っていただけました。

花咲き村はいま変わろうとしています。
そのための小さな種火を灯せていたら、このイベントは真の意味で成功だったと後で振り返れるでしょう。
数年後、町中に灯る数千数万の竹灯篭を鑑賞する沢山の観客を前に、「あの時は大変だったよね。全部で33人、スタッフはたった10人だったよね。」などと振り返る日が来るかもしれません。

その1から見る。
(K)

世界に一つだけの。

みんなの力作。
@石灯籠。


揚げ物(の一部)。
冷やしぶっかけうどん(薬味投入前)。

美味しい?
よかった♪

竹筒ゼリーも大人気♪

自己紹介タイム♪

@カエル橋。

左右でお出迎え。

向かって左側。

こいつらがお出迎え。

右側は見本市。

肉球&ミッキー。

雲。
川縁の台地(上から見たところ)

同じく、引きの絵。

伝わるかな?

やっぱり、会場に来てもらわないとね♪

*この活動は公益社団法人日本フラワーデザイナー協会の助成を受けています。

2015年9月19日 竹灯篭の夕べ 報告 その2

活動名 :竹灯篭の夕べ

活動概要 :竹取、竹灯篭作成、竹巻きパン・竹巻きゼリー、竹灯篭鑑賞

日時 :2015年9月19日(土)13:30-20:00
場所 :古民家滝本
参加人数 :33人(子ども11+大人22、スタッフ10+ゲスト23)

報告 : その1からの続き。

竹灯籠の模様入れには、電動ドリルを使います。
普通の人は普段使わない工具で、間違って使うと大変危険な代物です。
でも、正しく使えば、子どもでも容易にすぐ扱えるようになります。
とはいえ、今日は、こどもは穴あけのみ。
こどもにはおとなが必ずついて、ドリルの交換等は大人がします。

こどもにもわかるように電動ドリルの使い方をレクチャーしたら、いよいよ飾り竹灯籠作りへ。
なお、電動ドリルは、埼玉県鶴ヶ島市のNPOから無償で貸し出して頂きました。
集客といい、資材・食材の調達といい、普段のネットワーキングと協力関係があって、なんとか成り立つ部分が小さくありません。
花咲き村スタッフからの野菜の差し入れもありました。
感謝感謝です。

さて、竹灯篭の模様入れです。
みんな、見本を参考にしながらも、思い思いに自分の好きな模様を開けていきます。
人気はやっぱりミッキー。梅の花や肉球がそれに続きます。
パックマンやオリジナルの樹影、イニシャルなど、世界で一つの竹灯籠がどんどん出来上がっていきます。
大人もこどもも、ものすごい集中力で真剣に取り組みます。

その間、竹巻きパンもいい焼き色に。
普通のパン生地を、竹に巻いて、炭火で焼くだけのシンプルな料理。
でも、こどもたちは、僕も私もと争うようにパンをちぎって食べてくれます。
もちろん大人も。
イチゴジャムやチョコクリームを付けたら、立派なデザート。
焼き上がるのが遅くなったのもご愛嬌。待ち時間がよい調味料となりました。

デザートはもう一つ。
竹筒ゼリーです。
こちらは、20㎝程度に切った淡竹(はちく)にゼリーの素を流し込むだけ。
今日はオレンジとアップルの2種類。
みんな、自分の名前を書いた竹筒にゼリーを流し込んでいきます。

「えーこれ固まるの~?」「いつまで持っていればいいんだろう?」
という声が聞こえて間もなく、
「あっ、固まった!」「逆さにしても出てこない!」と感嘆の声。
ゼリーは食後の楽しみにと、冷蔵庫へ。

自分の竹灯篭を完成させたら、こどもは竹遊びへ。
今日は竹の輪投げや竹の王冠・ネックレスなど。
こどもたちは、竹の棒や切れ端など、何でも遊び道具にしてしまいます。

そうこうするうちに、日が暮れはじめました。
大事な大事な撮影タイムです。
竹灯篭の夕べの集合写真は、タイミングが大事です。
明るすぎると竹灯篭が映えず、暗すぎると人の顔が見えません。
絶妙な撮影タイミングが求められます。

何台ものカメラで、何十枚も集合写真を撮ります。
でも大丈夫。
撮影タイミングについて、あらかじめ説明してありますから、みんなちゃんと協力してくれます。


その3に続く
(K)


竹巻きパンも準備中。

電動ドリルの正しい使い方♪

早速こどもがドリルで穴をあけていきます。

女の子も。

親子で協力して。
小さい子は竹積木♪

竹巻きパンが焼けました!
U字溝とブロックでいい感じ。

美味しい?

ジャムを付けても美味しいよ。

チョコクリームもね♪

次の炭火を起こすお手伝い♪

大人はやっと自分の竹灯篭工作タイム♪

集合写真(顔重視)

集合写真(竹灯篭重視)

*この活動は公益社団法人日本フラワーデザイナー協会の助成を受けています。

2015年9月19日 竹灯篭の夕べ 報告 その1

活動名 :竹灯篭の夕べ

活動概要 :竹取、竹灯篭作成、竹巻きパン・竹巻きゼリー、竹灯篭鑑賞

日時 :2015年9月19日(土)13:30-20:00
場所 :古民家滝本
参加人数 :33人(子ども11+大人22、スタッフ10+ゲスト23)

報告 :
雨続きの後の快晴。
サンサンと輝くお日さまの歓迎から一日が始まりました。

スタッフは、はや9:30に集合。
一日の動きを詳細に確認してから、それぞれが準備作業へ。

本日は、スタッフ数がゲストの半分以下ですが、少数精鋭の中核メンバーが揃いました。
過去例を見ない延べ6日に及ぶ臨時活動で準備してきた成果が今日試されます。

準備作業中に一つハプニングが。
滝本で、竹灯篭鑑賞ルートの入り口に杭を打ったところ、側に潜んでいた蜂を刺激してしまい、一名が蜂刺されに。
万一にもゲストに被害があってはならぬと、止むを得ず、鑑賞ルートの半分を閉鎖。
蜂刺されの症状も問題なく、闇夜の暗いルートでゲストが転ぶ危険も防げて、結果オーライ。

13:30に、築200年以上の古民家滝本に、ゲストが続々と来訪。
滝本の名物猫『チャーハン』がお出迎え。
渋滞に巻き込まれて遅れる9人を残して、イベントを開会。

まずは、竹と森のお話し。
竹の凄さ、それを放置して生じる問題、それを解決しようとする花咲き村の取り組みなどを楽しく解説したら、いざ竹林へ。

途中、蜂の群れる草むらを通過。
蜂はあわてず騒がずはたいたりしなければ、基本攻撃してきません。
これを念頭に、みんな静かに脇を通り抜けます。

竹林では、竹が針葉樹林を侵食している現場を目の当たりに。
意外と簡単な孟宗竹の伐倒デモを見た後、玉切りした幹をみんなで母屋まで運びます。
竹を知るにはこの工程が大事だと花咲き村は考えています。
ハチの危険を冒しても、みなさんに竹取りを体験していただきました。

帰りしな、母屋脇の土蔵前で、チッパーのデモ。
竹の枝葉が1分もかからずパウダーに粉砕される様子を見ていただきました。
花咲き村はこれから、竹パウダーをどんどん活用していきます。
肥料、飼料、昆虫床、糠床、化粧水、石鹸、和紙、竹パウダー風呂などなど。
なお、本日は、農業関係のメディアの方が、チッパーの取材にいらっしゃっていました。

さあ、いよいよ竹灯籠作りの本番です。
まずは、運んできた孟宗竹を一節に切断します。
鋸を一生懸命動かして、自分の竹灯篭は自分で切断。
これも大事な工程です。

その2に続く
(K)

カエル橋では門松灯篭がお出迎え。
色々な飾り竹灯篭もお待ちかね。

こちらの欄干にはあるゲームキャラが。

灯りの入った灯篭は、夜のお楽しみ。

朝のミーティングをする少数精鋭たち@森の家
今日のたび子@森の家
この後大変なことが。。。答えは本文で。

滝本の主、ちゃーはん(真ん中)が皆さんをお出迎え。

続々とゲストが。

オープニングは、竹と森の話♪

いざ竹林へ。

右手には蜂の群れが。。。そおっと通り過ぎます。

これから竹切りのデモ。
ゲストに危険が無いよう倒したら。。。
みんなで竹を運びます♪

枝葉はチッパーでパウダーに。でも音が。。。

自分の竹は自分で伐ります。
一致団結!


さあいよいよ穴あけだ!

*この活動は公益社団法人日本フラワーデザイナー協会の助成を受けています。